ミルフィーとの黒ラブラブな生活

　「本日より３回（くらい？）シリーズで”怪盗！あっかんべ〜”が始まります。お話を作ったのは、しーちゃん先生です。」
　「じつは、パソコンクラブでお話を作ったんですっ！」
　「犬も出てきまちゅ。」

　「ごらんくだちゃい！」

☆☆怪盗！あっかんべ〜　（その一　謎の紳士現る！）☆☆

ある晴れた日の午後のことです。お手伝いさんは、犬の散歩をしていました。


犬は芝生をせわしくかぎまわった後、奥の雑木林へと進んだところで、突然！

　「ガオンッ！」と、吠えました。


　「うわお！」と、太った紳士がブナの木陰から飛び出して来ました。待ち伏せでもしていたのかも知れません。

お手伝いさんは大変恐縮して、
　「すみません。驚かせて。。。」と言いました。

紳士は先制パンチから立ち直ったのか、
　「わっはっはっ。犬は吠えるものです。」そう言って、ポケットからビスケットを出して与えると、ピタリと鳴き声がやみました。


　「うーむ。賢い犬だ。」
　「おまぬけな犬です。」

お手伝いさんは、腹立たしげに答えました。

　「名前は何と言うのですか？」
　「私ですか？？」

　「いいえ、、、犬です。」
　「名前はありません。でも、奥様はミルフィーユが好きなので、そう呼んでいらっしゃいます。」

　「ほほう。ミル・・・ミル・・・。」
　「ミルフィーユ。」

　「おおっ、ミルキーはママの味！」
　「いいえ。ミルフィーユ！」

　「ええい！何でもよろしい！！」

紳士の口調が急に険しくなりました。

♪♪♪　その一　おわり　♪♪♪

この男は一体何者なのかっ！？　次号につづく。。。


♪出演者♪
　謎の紳士　：　しんちゃん
　お手伝いさん　：　しーちゃん
　ミルフィーユ　：　ミルフィー

　奥様　：　たろーちゃん（今回は出番無し）